北九州市門司区旧門司1丁目5-17 [Google Map]
093-776-4241
11:00~18:00(2019年7月よりクローズ時間変更有)
月曜日定休
地図や駐車場など詳細な情報はこちら
「麺屋ゆぶき門司店」はこんなお店
場所は、門司港レトロを過ぎ、和布刈神社へと向かう一本道。
甲宗八幡宮の斜め前にあるパチンコ屋さんの駐車場内だ。
もとは、門司で唯一のよもぎうどん屋さんだったところに、1年前の6月1日にオープンしたそう。
カボスラーメンなるものが、インスタ映えとしてよく見かけるので、「麺屋ゆぶき」さんの、ノボリの「地鶏カボス」の写真に惹かれ、吸い込まれるように駐車場へピットイン。
麺屋ゆぶきの最大の利点、それは門司港という観光地なのに広い駐車場に無料で停められること。
レトロ界隈に車で来ると、ランチ代プラス駐車場代なので、高くつく。地元民としては、嬉しいポイント。
この日、珍しくお昼時を外した私。昼ご飯には遅いけど、夕飯とは呼べない時間帯。…にも関わらず、席につくと、お客さんが絶えない。
「今日はオーナーおらんね。」
入ってくる人がひっきりなしに聞く一言。
「ちょっと出かけてもらってるんですよ。7月から自分が1人でまわすんで、ちゃんとできるようになんないと。勉強です!!」
そんな声を耳に、壁飾りを目にする。
どうやら、この1年でしっかり固定客のついた愛されるお店の様子。期待が高まる。
「麺屋ゆぶき門司店」のメニューはこちら
常連さんのお話しでは、「どれも美味いけど、一番頼まれてるのは醤油かなー。」とのこと。そんなおじさまは、ちびちび飲みながらなので、今日は「小の塩ラーメン」。
小とは、半玉サイズのこと。麺屋ゆぶきの半玉ラーメンは、小腹をすかせた夕方やデートで訪れた女子のたしなみサイズ。
そんなの関係ない方は、ラーメンを食べた後「〆の雑炊」を頼むのが粋だと思う。
〆の雑炊については、またあとで。
「本店は飯塚なんですが、うちは、オーナーが豚骨を出さないのをポリシーでやっていて、鶏ガラベースでやっています。醤油がよく出ますが、のぼりにのってる地鶏カボスも人気なんです。ただ、カボスが今、手に入りにくいのでお出しできる日とできない日があるんですよ。」とのこと。
お昼限定のセットにも惹かれる…。
つまみとお酒の後に、〆のラーメンやっているおじいさまもいました!
小倉の屋台らーめんだけじゃないのね、呑んだ後の〆のラーメン。
「麺屋ゆぶき門司店」で今回頼んだメニューはこちら
地鶏カボスラーメン
透き通る美しい黄金色。インスタ映えと言われるのがわかる、丁寧な具の添えられかた。
昔、小倉にあった烏骨鶏ラーメンが大好きだった私。呑んだ後の胃にも優しかったその味を思い出した。そうそう、あそこも豚骨はおいてなかった。
鶏ガラベースの醤油に、カボスのほのかな酸味と香りが爽やかに引き立つ。もっと酸っぱい味を想像していたけど、実にちょうどいい爽やかさ。ポン酢の酸味に慣れてしまってる場合ではない。実に上品な一杯だ。
麺は、軽いちぢれ麺。
冒頭の写真にあったように、麺をフルオーダーできる製麺屋慶史の中華麺。名だたる名店を支える製麺屋だ。
歯ごたえが嬉しい地鶏。しっかり鶏の旨みが感じられる。
〆の雑炊
そして…、非豚骨系ラーメンだからこそできる、〆の雑炊。これ、ほんとにいちおしです。
「カボスとレンゲをこちらに入れておいてくださいね。」と、小皿を渡してくれる、大将の案内も丁寧。スープを1度ひいて温めなおしてくれるから、ハフハフしながら食べられるのもいいところ。
「温めなおす」という、かなり手間のかかる作業を気持ちよく提供してくれる。フワフワの卵にほっとする。雑炊って、母親の味。
大将は男性だけど、この雑炊のおかげで、スープを残さず綺麗に完食できるところも、温めなおしにも、愛を感じる。
卓上の調味料には、ゴマ、こしょう、一味があるので、ちょっとかけて掻き込むのもオススメ!
7月にオーナーから引き継ぎ、お1人で頑張られるという大将。「自分も地鶏カボス好きで弟子入りしたんです。」と満面の笑みで答えて下さいました。常連さんにも愛されるキャラ!
ラーメン激戦区の門司ですがぜひ、頑張って欲しいです。
「麺屋ゆぶき門司店」の地図や駐車場など詳細情報
麺屋ゆぶき門司店
北九州市門司区旧門司1丁目5-17
093-776-4241
11:00~18:00(2019年7月よりクローズ時間変更あり)
月曜日定休
駐車場あり