下関市吉見下2171[Google Map]
12:00~17:00
open/土日祝のみ
地図や駐車場など詳細な情報はこちら
Contents
自然のなかにぽつんと現れるすてきな空間「umu.」
191号線を角島方面へ。途中右折してそのまま少し走ります。
このあたりは走っていてほんとうに気持ちが良いです。
この日はとっても天気が良くてなんだかこのあたりだけ違う世界にもぐりこんだよう。まるで◯ブリの世界。
お店の住所まで走ると道沿いの左手側にすぐお店が見つかります。こちらのすてきな看板が目印。
ここはほんとうに下関だろうかと目を疑う内装と装飾。古い納屋を自分たちの手で改装したとのこと。気持ちの良い風が吹き抜け、小さな小窓からはあたたかな陽が射し込んでいました。
紡ぎ・織り・運営担当の本木さん、縫製担当の窪田さんのお2人が店主です。
店内にはぐるりとお2人の作品が並んでいます。
どれも丹精込めて仕立てられたものだから、とってもあたたかいものを感じました。
育てる服、かばん
店内の完成したアクセサリーやポーチ、服などを購入することも可能ですし、糸や布を購入して自分で仕立てる楽しみも。
そしてumuさんでは、糸を紡いだり、布を織ったりするワークショップの他、服やかばんなどのオーダーもできます。(ワークショップにつきましては事前にメールからお申し込みください。)
今回は、店内で見つけたこちらのかばんのオーダーをお願いしました。
4面あり、既成の布を3枚、残りの1枚はなんと本木さんが糸を紡ぎ 織った布の中から。ベースの色は2色、布の配置も自由。
選んだ布を、窪田さんがていねいに縫製してくださいます。
布が沢山あって、組み合わせは無限大。本木さんの紡ぐ糸はくるくるしていたりぴんと跳ねていたり。同じものはひとつもなくてみんなまるで生きもののよう。
自分の「すき」やドキドキわくわくのこころに正直であること。そして、自分で選んだ素材がカタチになる喜び。
後日届いたかばんは、かわいい糸で包装してくださっていたり紡ぎの言葉が書かれている栞が同封されていたり。
そのすべてにお二人のお人柄を感じてやわらかな気持ちになりました。
ただの モノ ではない、という感覚
すでに完成してある服を買うのもいいけれど、しぶんの「好き」がそのままカタチになる喜びはなんとも言えません。そしてその素材がとても特別なもので、仕立ててくださる作り手さんの想いがとっても込められているもの。
服や装飾品は「物」ではなく、思いや愛情を持って接し、育ててゆくパートナーのようなもの。
そんなこころを思い出させてくれる場でした。
そんな尊い空間が下関にあるって、とってもしあわせなことだな。
ととのっている空間でなんだか敷居が高く感じてしまっている方も多いかもしれません。でも、服のちょっとした修繕や、お買い求めのものがなくてもお話だけでもぜひ一度足を運んでみてください。
「umu.」の地図や駐車場など詳細情報
umu.
下関市吉見下2171
12:00~17:00
open/土日祝
駐車場あり
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