観光

吉田松陰も登った石段が続く「金刀比羅本宮」


下関市彦島福浦町1丁目25 [Google Map]
地図や駐車場など詳細な情報はこちら

「福浦金比羅宮」ってどんなところ?

下関市の彦島福浦町にある「福浦金比羅宮(金刀比羅本宮)」。

1819年に旧藩主 毛利元義公が、海防と福浦港の繁栄を図るため
長府忌宮神社境内に祭っていた金刀比羅宮を遷座したものです。

 

福浦の、海岸沿いの一本道をずっと歩いていると、道路沿いに突如現れる急勾配の石段。

見上げたずっと先に、頂上がかすかに見えます。

この道をいつも散歩して気になっていたのですが、体力に自信がなくずっとスルーしていました。
が、この頃ずっと散歩しているので、きっと体力もついてるはず…。

新しい時代を迎えるにあたって、じぶんの弱いところとしっかり向き合うためにも挑戦してきました!

 

途中で振り向くのキケン

結果からお伝えすると無事に登りきったのですが、途中何度も挫折しかけました。

振り返るとこの景色。

いや、むしろ今降りる方が危険かもしれない…。

 

いつもならきっと諦めていたけど、今回は一段いちだんじぶんの人生と向き合うかのように踏みしめました。
そんなこんなで、途中まで数えていた段数も百を2回数えたあたりのところから断念。(もうそれどころじゃない)

 

体力、精神力を鍛えたい方、じぶんの内なる何かとしっかりじっくり向き合いたい方にはおすすめです。

とはいえ、緩やかな階段もありますので、ゆっくり景色を楽しみながら登りたい方はそちらから。

吉田松陰が見た景色

とても静かな穏やかな本宮。まるで森と一体化したかのような不思議な空間でした。

 

見守っている木々たちにも歴史を感じます。

この木はいつの時代からここを見守っているんだろう。

 

 

明治維新に活躍した、長州藩士だった思想家、教育者の吉田松陰(1830~1859)も登ったというこの石段。

『170年以上も前にこの地に立った人たちは、同じ景色をどんな気持ちで眺めていたんだろう。』と物思いにふけながら、緩やかなもう一方の道から帰りました。

 

 

 

海沿いの道にもどり、少し歩くとベンチが二つある休憩スポットがあります。(お手洗いも有。)

夜になると海の向こう側の灯りがきれいで、絶景とまではいきませんが、隠れたビューポイントとなっていておすすめです。

「福浦金比羅宮」の駐車場など詳細情報

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 福浦金比羅宮
 下関市彦島福浦町1丁目25
駐車できるスペースあり

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生まれも育ちも下関。
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