ワカメ?
関門橋のすぐ真下、九州最北端の神社である「和布刈神社」へ行ってきました。
「和布刈」って、地元だから普通に「めかり」って読むけど、よくよく考えたらすごい字ですよね。
和布刈の由来ってなんだろう。
気になったので調べてみました。
ワカメ(和布)のことを和訓で「め」といい、「め」を刈る事から「めかり」と呼ぶようになったそうですよ。
なぜにワカメ?と思ったら、
ワカメって、万物に先んじて芽をだし自然に繁茂するので、幸福を招くといわれ昔から重んじられてきたものなんだそう。
これは「和布刈神事」に由来していて、
旧暦元旦の午前2時半ごろ、3人の神職さんが、狩衣・烏帽子・白たび・わらぞうり姿で、約3mある大きな松明(たいまつ)を持って、冷たーーーい海中へ入り、岩に付いたワカメを一つ一つ刈り取って神前に奉納するという神事で、県指定無形民俗文化財にも指定されているとのこと。
この顔はめパネルがその神事の様子。
顔はめパネルってやりたくなりますよね(笑)
神社のご案内はここから!
あの壇ノ浦の戦いの前夜に平家一門も勝利を祈願しにきたそうですよ。
また、和布刈は関門海峡で最も狭い場所に位置するため、交通の要所だったそう。交通安全祈願にもたくさんの方々が訪れます。
もうほんっっとすぐそばに海。
奥には恵比寿様と早鞆稲荷の狐様が。
お隣に猿田彦さま。ちょっとパワー強め。
さてさて、こちらは交通安全以外にも、良縁・安産・夫婦円満・美人・美肌・恋愛成就・子孫繁栄・航海の安全と、ご祭神が多いのでご利益がとても多いのです。
御祭神はこちら。
・比賣大神(ひめおおかみ / 海上安全・交通安全)
・日子穂々出見命(ひこほほでみのみこと / 良縁)
・鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと / 安産・夫婦円満)
・豊玉比賣命(とよたまひめのみこと / 美人・恋愛成就・子孫繁栄)
・安曇磯良神(あずみいそらのかみ / 航海安全)
おみくじの種類も関門エリアならではのフグ。
恒例?のごとく、普通のおみくじをひいてみますよっと。
ででん!
でたーーー!!大吉!!短気を戒めて身を慎めと(笑)さすが神様よくわかってらっしゃる!
カップルでのご参拝も多いみたいです。隠れハートを探してみてくださいね♡
皆さまにご多幸が訪れますように。