北九州市門司区大里本町3-6-1 [Google Map]
093-382-1717
9:00~17:00(受付16:30まで)
年末年始休館
地図や駐車場など詳細な情報はこちら
Contents
「北九州市門司麦酒煉瓦館」とは?
JR門司駅から海側に出ると門司赤煉瓦プレイスがあります。
赤煉瓦の建物が並ぶ中、大きな松の木の横にある少し色の異なる煉瓦の建物。これが「北九州市門司麦酒(ビール)煉瓦館」です。
1913(大正2)年帝国麦酒として創業した九州最大のビール工場。サクラビールが誕生したことでも知られています。そのビール工場がこの地にあったことを教えてくれる、歴史的な資料館です。
「北九州市門司麦酒煉瓦館」は建物ごと学べる
この「北九州市門司麦酒煉瓦館」が入っている建物は、当時の事務所棟でした。建物の色が違うのは、煉瓦が違うからです。この事務所棟の煉瓦は、官営八幡製鉄所で製鉄の際に出てくる副産物を使って作られた鉱滓(こうさい)煉瓦を使っています。
この鉱滓煉瓦を使った建物で残っているものは北九州市でも限られていて、貴重な建物なのです。
中の資料館は2階建てで、エレベーターもあるので車いすやベビーカーでも見学できます。
1階の市民ギャラリーではイベントやワークショップなど開催されているので訪れたことがある人もいるかもしれません。
「北九州市門司麦酒煉瓦館」の受付はその奥にあります。入館料は大人100円、子ども50円。団体割引もあります。
ビールの瓶や缶や当時の美人画ポスターなどの展示もあり、時代の流れや歴史を感じることができます。
ラッキーヱビスって知ってますか?
何がラッキーなのかは実際に見てみてください。わかった瞬間もラッキーを感じるこのラベル。今でも流通しているそうなのでいつかは見つけてみたいです。
そして、サクラビールとサッポロビールからの縁で桜や星のマークが隠されています。それを探すのも楽しい。
この桜は「四つ葉のクローバー」にちなんで花びらが4枚になっているんです。是非確認してみてください。
あんなところにという場所にドアがあります。このドア、入れないんです。
なぜこんなところにあるのか、答えもちゃんとありますよ。
「醸造棟」の特別公開は年2回だけ
「事務所棟」の隣が「醸造棟」です。一部、飲食店などが入っています。
その醸造棟の中は、年2回だけ赤煉瓦プレイスで行われるイベントに合わせて特別公開されます。その貴重な日に見学できたので紹介します。
こちらの醸造棟も歴史ある建物。現存している赤煉瓦の建物の中でも7階建てという高い建造物はここだけかもしれません。100年を越えた建物でもあるので、老朽化のため一度に多くの人は入れず、足元も注意しながらの見学です。
ドイツの技術を学んだということで、ドイツ製の搾り機です。横にたくさんの蛇口がついています。
事務所棟の2階の窓からもタンクが見えます。
機会があれば、醸造棟の見学も貴重な体験になること間違いなしです。
「北九州市門司麦酒煉瓦館」の地図や駐車場など詳細情報
北九州市門司麦酒煉瓦(ビールれんが)館
北九州市門司区大里本町3-6-1
093-382-1717
9:00~17:00(最終受付16:30)
年末年始休館
駐車場 赤煉瓦プレイス駐車場を利用(最初の30分無料)
北九州市門司麦酒煉瓦館HP
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