uzuhouseでかんもんノートのライターさん、yukoさんにはじめましての挨拶をしたあと向かったのはこちらのお店。
老舗喫茶店「フルフル」のひみつ
幸町リンガーハットの道を隔てて反対側にある「フルフル」。昭和50年か51年ぐらいからここで営業している喫茶店である。
広島市に同名の店がある。ここも老舗喫茶店だ。友達がときどき行くそうで、いい店だと言っているのを聞いたことがある。わたしも一度行ってみたい店である。
「広島にもフルフルっていうお店がありますよね」と聞いてみたら店主のマダムは広島出身、広島のフルフルで働いていたという。なんとここはあの広島のフルフルのいわば「暖簾分け」の店だったのだ。うれしい偶然。しばし広島の話で盛り上がる。
対面式の喫茶店、人見知りでも大丈夫。だってわたしもそうだから
さて、これはかんもんノート。下関のフルフルの話に戻ろう。
このお店のロゴタイプ、素敵でしょう。
約半年ぶりに入店した。常連さんで賑わう店内にクリスマスのBGM。年の瀬だなあ。
カウンターの席でマダムと対面。確か夏来た時はクリームコーヒー(コーヒーフロート)を注文した。
今日は寒いのでウインナーコーヒーを注文(450円)。ボリューミーなカップになみなみと注がれたあらかじめ少し甘くしてあるウインナーコーヒー。ちょうどいい、とっても美味!それにアイスクリームと干菓子が。名古屋の喫茶店みたいでうれしい。この食器も大好きな柄のもので気分が高まる。
店内には大きな船のポスター。亡くなられたご主人は船をつくる仕事をされていたそうだ。これだけの大きな船をつくるのに一体どれだけの物語があったのだろう。
左側に見える絵は、このお店の画家さんのお客さんが、ご主人とマダムをモデルに描いたというクリスマスの絵。素敵。
しばしマダムの話に耳を傾ける。とにかく思いやりに満ちた店なのである。マダムの話に耳を傾けているうちに私の心がほぐれていくのを感じた。
新門司の港から名門大洋フェリーで関西旅行へ。来年は関西方面に足を運んでみようと思っていたのだ。そうだ船で行ってみよう。船の旅のツアーのパンフレットをたくさんいただいて帰って来た。そう、ここは船の仕事をしているお客さんが集う店でもあるのだ。
次はフルフル のプリンを食べよう…と考える甘党イラストライターmiromiでした。
メリークリスマス!