船の旅は良い。
名門大洋フェリーで新門司港から大阪南港へ行って名門大洋フェリーで大阪南港から新門司港に帰ってきました!
名門大洋フェリーで船の旅に出た理由。それは昨年12月に取材した喫茶店「フルフル」で名門大洋フェリーの船をつくる話を聞いたから。これがなかったら新幹線で行ってただろうなと思う。2ヶ月前からインターネット予約できるので、6月中旬に予約しておいたのだ。
フルフルで…
旅行直前ママさんに会いにフルフルへ。フェリー旅行を前にたっぷり予習ができたり最近の話をしたりとそれはもう楽しいティータイムだった。
クリームコーヒーをオーダー。柔らかいアイスクリームがとってもクリーミーで冷たく美味しかった。すいかも大好き。
当日門司駅で…
新門司港までは門司駅(と小倉駅)から無料シャトルバスが出ている。
これまであまり降りたことがなかった門司駅でバスを待つ。改めて門司駅を見る。背後に見える山がすごい。(戸ノ上山)山と海の間。なんだか神戸の町のようだなと思った。神戸の人が会話のなかで場所を伝えるときなんかに東西南北という方位でなく海側、山側という表現をするのをよく聞いた。
シャトルバスが来る前に門司駅から海側へ歩いて赤煉瓦プレイスの中をちょっと散策。日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」旧サッポロビール九州工場はここにあります。
三菱重工業下関造船所にて作られたフェリーなんです
行きに乗ったのは2002年就航のフェリーふくおか2。
(新門司港フェリーターミナルで撮影)
帰りに乗ったのは2015年就航のフェリーおおさか2。
(大阪南港フェリーターミナルで撮影)
どちらも下関で作られた船ってことをママさんに教わった。そうだったのか。
特に2015年就航の新しいフェリーはハイブリッド型推進方式の静かなエンジン音だからより快適な船の旅を体感できるよう船の作り手の思いがとても込められた船で、船を構成するあらゆることを考えられたご主人をずっと見守っておられたママさんの話が心に染み入った。
帰りのフェリーは「ツーリスト」っていう二段ベッドのドミトリータイプ(相部屋)の部屋だったのだが、プライバシー空間が保たれていて足をのばしても縦に長い作りだから荷物もゆったり置いておけるので本当に快適に過ごすことができた。エンジン音にも注目していたのだが、行きと比べるとほんとうに静かだった。
今回は「臨時便」ということで新門司港駅着が翌朝11時20分だったのでレストランでのんびり朝食を楽しむことができた。
バイキングタイプでいろいろなメニューを思い思いに楽しまれている家族連れのみなさん楽しそうだった。
タイミング良く下関国際高校の甲子園での活躍を大きなテレビで楽しむこともできた。強い。チャンスが来たら必ず活かすそんな強さがあるように感じた。地元のチームが活躍するのを見るとこちらまで気持ちが強くなるような気がする。うれしい。
「ここに聳ゆる学び舎に 我ら集いて颯爽と」…二回戦突破すごいなあ。開会式、山田耕筰作曲の大会行進曲(参照)にあわせて大きなかけ声をしながらの「日本一の行進」もすごかった。この大会にすべてをかけてる、そんな気迫がすごい。
三回戦、準々決勝へと進みベスト8、本当に素晴らしかった。
そんなことを思っているうちに新門司港に着港。わたしの夏休みはもう終わり。
あとは小学校の絵日記のほうがまだましだろう…といった感じのわたしの船旅の感想をご覧ください。個人の感想です。
◎夕焼けすごい!
◎船ならではのピクトがカワイイ!
◎星空キレイ! 火星が接近してるからよく見える。
◎昔懐かし自販機フードが楽しい! 子どもに大好評だったのはこちらの焼きおにぎり。
◎明石海峡大橋をくぐるところをデッキで見た。緑のイルミネーションがキレイだったな〜!
「あっ部屋からカメラ持ってくれば良かった〜」とかなんとか言いながら目に焼き付けた光景。神戸市垂水区と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋なんだとか!
(瀬戸大橋、来島海峡大橋の下をくぐるところも見られます)
◎うーみよ〜〜〜俺の海よ〜〜〜(「海・その愛」加山雄三)って歌いたくなる。そう船に乗ると俺の海感をすごく味わえます。
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かんもんノートには、「阪九フェリー」や「関釜フェリー」の記事もあります。フェリーの旅、いいかもって思った方に読んでいただきたいです。名門大洋フェリーの公式ホームページに情報満載、「フルフル」に行くと船にまつわる興味深い話も聞けちゃったりもするので、いろいろな楽しみ方をここで共有できるとうれしいなあと思います! 次はどこに行こうかな。miromiでした。