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下関のキングオブ観光地!「唐戸市場」のおいしい賑い、ウィズコロナの楽しみ方

下関市唐戸町5-50 [Google Map]
083-231-0001
月〜土 5:00~15:00(店舗により異なります)
日・祝 8:00~15:00(10/1より日曜営業が再開しました)
定休日なし(店舗により異なります)
地図や駐車場など詳細な情報はこちら

2022年「ウィズコロナの唐戸市場」はこんなに元気!

下関市民だけでなく、下関を愛する観光客の胃袋を掴んで離さない、山口県のメガ観光スポット「唐戸市場」。
以前のピーク時には、1ヶ月に10万人もの観光客が訪れるというのだから驚きです。

待望であった昨年10月、コロナ対策を講じて営業を再開しました!


「唐戸市場」の醍醐味とも言える、屋台形式で買いまわりができるお寿司!!

ひしめき合う商店から、お寿司を一貫づつ指名しながら買い足せるイベント「活きいき馬関街」も楽しめるようになりました。

「唐戸市場」といえばすでに言わずもがな。観光ガイドやネットサイト、我らがかんもんノートでも常連ですよね♪

今回の特集では、少しづつ賑わいを取り戻しつつある、ウィズコロナのリアルな「唐戸市場」をご紹介します!
さっそくですが、ゼッタイに抑えておきたい唐戸市場の最重要ポイントはこちら!

唐戸市場の特徴

①下関駅からはバスかタクシーで約5分!
②有名スポット亀山八幡宮の目の前赤間神宮からもすぐ!
③平日は地元の業者方が多い。一般客がお寿司を楽しめるのは基本的に金・土日祝の15時まで!
④全国発送やお土産にもぴったりな商店が約50店舗も‼︎乾物や食材の宝庫
⑤テイクアウトしたお寿司は、場外のボードウォークや屋上の芝生でまったり食べられる♪

そんな場内で、今回は一際目立つ行列に吸い寄せられました。

「行列」+「本マグロ 大トロ¥200」の表示・・・‼︎

その先にあるのは、

鮮やか、艶やか、溢れんばかりの寿司ネタたち〜〜!!!

ここは土日・祝に「活きいき馬関街」開催中の「タケショー」さんです。

市場正面から向かって右奥に一際目立つ行列を作ります。

「タケショー」さんは、海鮮寿司や揚げ物、フク汁、カニ汁の美味しさと、そのコスパの良さが評判。

さらにウィズコロナの対策方法もちょっと面白いんです。

マイクパフォの準備はお済みですか!?

マスクやビニール手袋、トング等の厳重な衛生管理はもちろん。お客様との間にも、かなりしっかりと囲うアクリル板。

これぞ、2022年ウィズコロナの唐戸市場の姿です。
屋台形式の各鮮魚店・各商店でも、それぞれの工夫をされていて、安心・安全なんです!

その中でもここ「タケショー」では、お客さん向けのマイク設置により、飛沫を最小限にできる方法を採用。

メニューの下らへんにご注目。

・・と、いうことは。

大行列の先端で注文する際に、列の後ろの皆さんにオーダーの様子が筒抜けなのです!(笑)
注文間際に悩まぬよう、オーダーの目処をしっかりつけて、スムーズに注文したいもの。

とはいえ、直前の誰かのオーダーが美味しそうだったり、土壇場に影響受けたりするものですよね〜。

そんな臨場感も「活きいき馬関街」の醍醐味
ぜひ皆さんのオーダーや量を参考に、悔いのないようタケショーのお寿司を楽しんでくださいね!!

うらやまし過ぎて、突撃取材を決行!

※取材当時:2021年内・15時頃の撮影

行列を脱した皆さんのオーダーが楽しそうで、思わずタケショーで会計直後のオシャレなお二人をキャッチ。
快く、取材に応じてくれました!
広島県から「唐戸市場のお寿司」を一路目指して、車で来られたとのこと。

行列の末にお二人がゲットしたお寿司がこちら〜!

「これで3、4千円くらいですかね。大トロ、マグロ、ウニ、ノドグロとかです!」

これは素晴らしいボリューム!!

「僕たち12時くらいに着いて、他のお店でも今マグロの寿司を食べてきたんですけど・・」

「寿司食べ終わって、これ実は2巡目で。前のお店で並んでたら大トロ200円ってのが見えちゃって、次はここにしようと!大トロ5巻、買えました!


「あのマイクでのオーダーは、並んでる時に緊張しました〜。(ふざけて)いい声出さなきゃかなとかプレッシャーが(笑)」と彼氏さん。

彼女さんの必死の静止で、普通の声できちんとオーダーしたそうです。何よりでした。(笑)

本マグロ 大トロ 200円

タケショーさんでの人気ランキングは、やはり「大トロ」「ノドグロ」「うちわ海老」だそうです♪♪

やはり、唐戸市場のコスパの良さを皆さんご存知なのですね。

その他、フク汁(300円)や日替わりのカニ汁(400円)も早めの時間でないと完売します。

タケショーデビューがまだの皆さんも、要チェックです!!

下関と「ウチワエビ」

唐戸市場の中でも、寿司に味噌汁にと人気を集める食材は、この「うちわ海老」

程よい弾力と、甘みと旨みが一緒に楽しめて、美味しいんです!!
伊勢海老よりも小ぶりなのですが、美味しさは上回るなんていう評判も。

お寿司ならば、口いっぱいに頬張れて食べ応えも十分で最高ですね!

タケショーさんのウチワエビ寿司

「ウチワエビ」は、唐戸市場での人気と他県ではあまり見ない珍しさもあってか、下関市内の観光地や居酒屋の看板メニューでよく出会うことがあるんです。
宮崎県や長崎県、五島列島などが有名だそうで、九州では比較的馴染みがある方も多いかも。

まさに「うちわ」のように平たい体型から、「ウチワエビ(団扇海老)」
「ジュリフィッシュライダー」という異名もあるそうで、クラゲに乗って幼生が外洋を漂い、成長して西日本の近海で水揚げされるんですって!

ぜひ「下関きた!唐戸市場きた!!」を、ぜひウチワエビで体感してみてください!

「ウィズコロナの唐戸市場」の様子はこちら!

ウィズコロナを体現しながら、安心・安全に下関の食を楽しめるメガ観光スポットの姿は健在

イベント終了間際の時間帯でも、このように長い長ーい列が。

そして、行列の合言葉は「間隔を空けて!」

そしてぜひ、以前の唐戸市場の賑わいも(過去の記事を)見てみてください!

活気溢れる「唐戸市場」は、新鮮なお魚やお寿司が食べられて、元気な人達に会える場所!下関の唐戸市場は早朝から市場として、週末はお寿司の食べられるイベントで毎日多くの方で賑わいます!元気で活気あふれる市場に是非一度お立ち寄り下さい!...

どうですか?記事中盤の画像・・・ものすごい人・人・人、でしたでしょう?
下関に移住して1年の私は、こんなに下関に人が集まっていたことを知りません。改めておののきました。(笑)

状況が変わった2022年の唐戸市場では、程よい賑わいで買い回りもしやすい。
これは、ルールを守って存分に楽しむのみです♪

視覚からも楽しむ「唐戸市場」

ご紹介のとおり、ウィズコロナで存分に楽しみたい唐戸市場。
細やかな感染対策だけでなく、建物自体も大きな吹き抜け構造のため、半屋外とも言え、密閉状態を避けることが可能!

そこで注目したのは、この天井です。なんだかオシャレですよねぇ。

どことなく、サカナのような・・はたまたクジラの中にいるような・・?
(分かる方には分かる!?ピノキオ気分♪)

実は「唐戸市場」は、天井のデザインや沿海の構造物としての無駄のない建築意匠から、建築業界でもファンが多いのだそうなのです!

市場の活気の凄さや魚介類の目を奪われ、なかなか話題にならないのですが、実は第44回建築業協会賞を受賞(2003年)している、それはそれは素敵な建造物なのです。

一般社団法人 日本建設業連合会(nikkennrenn.com)より掲載一般社団法人 日本建設業連合会(nikkennrenn.com)より掲載

建築家、池原義郎(いけはらよしろう,1928-2017)氏によるもので、旧西武ライオンズ球場や、出身校でもある早稲田大学の所沢キャンパスの建築も手がけています。(早稲田大学では理工学部建築学科でも教鞭も取られていたそうです。)

唐戸市場は、関東を中心に著名な池原氏による山口県ではただ一つの作品です。
彩豊かな海鮮、お寿司で胃袋を満たされ、デザインや建築でも意匠を楽しめる唐戸市場。

その全てを魅了されに、いらしてください!

その他、唐戸市場内を雰囲気を一挙ご紹介♪

唐戸市場の象徴のフクも、マスク着用!
連日大盛況の「林商店」さん。並び列にも、しっかり目印があったりなど万全の対策♪
フクを招く、フクマネキン(2階)でぜひ記念写真を撮って♪

「唐戸市場」の魅力は魚介や寿司テイクアウトだけにあらず!

最後に、海鮮以外の魅力もまとめてご紹介。

唐戸市場には、有名なお寿司の指名買い「活きいき馬関街」を楽しめるエリア「仲卸売り場コーナー」「おさかなセンター」以外にもこんなにたくさんのコーナーがあります!

唐戸市場の様々なスポット

「食料品卸センター」=地元人が通う!食材が豊富
「仲卸売り場コーナー」=鮮魚・お寿司
「おさかなセンター」=鮮魚・お寿司
「鯨・蒲鉾コーナー」=下関みやげにぴったり
「下関沿岸魚業者直売コーナー」=直売の臨場感あり
「市場食堂」=2階に大人気の食堂3店舗!

などなど区画ごとに特徴があります!!

当日、買ったお寿司や食材たちをすぐに食べたい場合は、2階のフリースペースや、海沿いのウッドデッキ、屋上の芝生がオススメです。

場内を余すところなく見て歩いて、たっぷり楽しんでいただきたい!!

取材時、「食料品卸センター」で人だかりを作っていたのは、豊富な韓国食材が大人気、「海龍」さん。

写真を撮らせていただいてる時も、続々のお客様の姿が!

海龍では、特性キムチ/特性味噌/特性たれが地元の台所でも人気の韓国食材専門店
看板商品でもある「海龍キムチだれ」は、漬けてよし、混ぜてよし、炒めてよしの最強食材。

福岡のテレビ局から取材が来るほどの話題を集めます。

感染対策に気を配りながらではありますが、食材選びに妥協がないよう味見もさせてくれますよ。

韓国の「青唐辛子」×日本の「味噌」+隠し味を融合させた秘伝の味わいをぜひ!!

「辛さ別・粗さ別で選べる唐辛子」本格的なキムチも作りにも豊富な食材が揃う

そして最後に、唐戸市場を訪れるのに大切なことをお伝えします!


それは、「足もとに注意!」です!

たとえデートやひさびさの観光とはいえ、たっぷり食べられる&動きやすい格好と、滑らない足元の装備で♪

歩いてまわって、何度でも唐戸市場を楽しんでくださいね。

「店名」の地図や駐車場など詳細情報

 唐戸市場(地方卸売市場)
下関市唐戸町5-50
083-231-0001
月〜土 5:00~15:00(店舗により異なります)
日・祝 8:00~15:00(10/1より日曜営業が再開しました)
定休日なし(店舗により異なります)
駐車場あり:572台/市場の駐車場は大変混雑するので、他周辺駐車場の利用がオススメ!市営駐車場、海響館、シーモールなど合わせるとなんと3,200台収容できて安心です!
唐戸市場

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東京から移住したての、下関ビギナー。 歌舞伎・銭湯・赤提灯居酒屋…江戸と昭和レトロをこよなく愛する、元セレクトショップ店員です。趣味で銭湯ライターをしていた事を生かしつつ、独自の視点で下関の魅力をお届けします!