北九州市門司区白野江 部埼燈台 [Google Map]
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24時間
年中無休
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灯台っていいですよねぇ・・・(うっとり)
え?灯台の魅力がわからないだって???!?
それはもったいない!!!!!
せっかく門司にも下関にもステキな灯台が鎮座しておりますので、その美しく気高い灯台にズームインしてみようと思いますッ
Contents
関門海峡を見守る『部埼灯台』
門司は白野江にある、【部埼灯台】。
竣工が明治5年ということですので、約150年もの間、光を届けてくれていることになります。
灯台は安全な航海のために船舶の航行目標となる航路標識ですが、関門海峡と言えば潮流が速く複雑な上に多くの船が行き交うという海の難所。
部埼灯台は関門海峡を渡る多くの船にとってなくてはならない道しるべとなっています。
まだまだあるよ!部埼灯台のここがすごい!!!
・日本に存在する3000以上の灯台の中から、『日本の灯台50選』に選出!
・2020年には国の重要文化財に!
・現存する九州最古の洋式灯台!
「部埼灯台」を設計したのは“灯台の父”
灯台好きの間では名の知られている、“灯台の父”ことリチャード・ヘンリー・ブラントンによって部埼灯台は設計されました。
ブラントンさんの設計した灯台が今も愛されているのは、その美しいデザインが理由の一つ。
部埼灯台も、重厚な石造りと優しい印象を与える半円形の付属舎が例に漏れず美しく、見る角度によって印象も変わるのでぐるっと一周して愛でたくなります。
海を臨みつつ灯台を眺めるのもまた格別・・・(うっとり)
今の季節はアジサイとのコントラストも!
じ、自由の女神??!
そして部埼灯台がある高台のすぐ下、駐車場の近くに摩訶不思議な像があります。
パッと見は・・・
じ、自由の女神!!!?!
ん?でもちょっとずんぐりしている・・・
そう、この方は【清虚】という僧。
清虚は高野山へ修道に向かう船中、海の難所として知られる部埼沖で多くの船が座礁していることを知り、「何とか多くの命を救おう」と、下船してこの地で船の道標となる火を焚き続けることを決意したのだそう。
それからなんと74歳で亡くなるまでの13年間、雨の日も風の日も休むことなく、読経と共に徹夜で火を焚き続けたのだとか・・・!
その偉業がたたえられて、この【僧清虚の像】が建てられたとのこと。そりゃあ像にもなりますね!
清虚亡き後も村人たちによって引き継がれ、そして部埼灯台が建てられたというわけです。
清虚と村人たちの思いを引き継いだ灯台でもあるんですね・・・!
そう思うと、関門海峡を見守る後ろ姿になんだか優しさを感じるのにも納得です。
梅雨時に取材に行ってしまったので、綺麗な空と海と灯台のコントラストが撮れずぐぬぬ・・・と唇を嚙んでおります。
みなさまはぜひ青空の元、美しく白く輝く部埼灯台をお楽しみくださいね!
ドライブコースにもおすすめですよー♪
「部埼灯台」の地図や駐車場など詳細情報
部埼灯台
北九州市門司区白野江 部埼燈台
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