こんにちは!すっかり日が落ちるのが早くなった秋の夜長。10月限定「源平Night」をご存じですか。
今年15周年という「源平Night」。会場の赤間神宮しかり、下関観光コンベンション協会や下関市観光政策課の皆さんなど、観光関係者が総力を挙げてサポートするこの催し物を観劇してきました。
午後7時開場、8時開演。7時前に会場の赤間神宮に到着。すでに真っ暗な中、守衛さんが照らす懐中電灯が足元を照らします。すでに10名くらい入場を待っている人たち。開場後、門をくぐると、本宮に続く階段に「源平Night」のライト。関係者の中には知っているお顔もちらほら。開演までの一時間は長いなぁと思っていましたが、ことのほか、撮影隊(男性です)のお二人と開演まで写真話で盛り上がり、あっという間の一時間。(それにしても、撮影の凝りぶりには、とてもかないませんね!!)場所取りは一番後ろの席。ウロウロできるし、後ろが気にならないからです。開演近くになると、座席はかなり埋まりました。また、着物で観劇される方もいて、なんだか微笑ましかったです。
「下関歴史千年舞台」という壮大なサブタイトル。赤間神宮をバックにどんな舞台演出がされるのか、「歴史舞台劇の宝塚」とも書いてあるので、ちょっとワクワクしていました。さて、赤間神宮宮司さんのご挨拶から始まり、いよいよ開演。平家太鼓のオープニングに、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」という平家物語の冒頭も流れ、重厚感溢れます。暗記テストをやったなぁと思い出しながら、壇ノ浦の戦い・耳なし芳一・武蔵と小次郎・奇兵隊など、写真を撮りながらだったので、一時間あっという間でした。5人の奇兵隊の場面は、タカラヅカを意識して演出しているのかな。何より、最後の海峡上臈絵巻はとても華やかで、二人の上臈さんが登場した時には、隣の撮影隊から連写音が止まらず、やはり被写体として上臈さんの着物は最高!ライティングの演出も凝っていました。
下関の歴史を知るには、この「源平Night」はいいかもしれません。赤間神宮を背景に、甲冑、兜などの衣装のパフォーマーが出てくるので、とても興味深かったです。後ろで見ながら「おぉ!」と思ったのは、暗い花道(後ろから舞台に渡る通路)横に、衣装を着けた出演者さんがすぐ横に立っていたことでした。
今年は、明日19日(土)と26日(土)を残すのみ。是非一度足を運んでみてください。下関の偉大さを体感できるかもしれませんよ!
「源平Night in 赤間神宮」 入場無料 会場午後7時 開演午後8時
下関市阿弥陀寺町4-1
お問い合わせ:しものせき観光キャンペーン実行委員会
083-231-1350
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