北九州市門司区白野江2-12-18 [Google Map]
093-342-8751
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「放課後等デイサービスびり~ぶ門司館」はこんなところ
門司区の白野江といえば、菅原道真公ゆかりの梅花石物語で有名な青浜海岸のあるところ。
そんな海近くに突如現れたのは、一面のブルーの壁を泳ぐ大きなクジラと笑顔あふれる花畑の壁画です。
ここは、今年の6月に開所した「放課後等デイサービスびり~ぶ門司館」のブルーの建屋の一角。近所の方々が行き交う道沿いでもあります。
こちらの管理者兼児童発達支援管理責任者である八木田さんが目指すのは「地域に密着した子育て支援の場」。
もともとは、小倉で同じお仕事をされていましたが、地元に「放課後等デイスクール」を開所するのなら、このロケーションを最大限に活用したいと考えられたそう。
そんな八木田さんの気持ちが伝染し、共にあゆみ始めた仲間がいます。
保育士Aさん「私にも子どもがいて、自分が務めている園に通ました。はじめは、それっていいなぁと思っていたんです。そんな時、子どもにママ先生と呼ばれたんです…。ママなのに先生と呼ばなくちゃいけない子どもの葛藤に、なんか凄い自分のほうが苦しくなってきて…。運動会なのに先生として、園児についてなくちゃいけない。発表会なのに我が子の発表は見れない。そういうのがだんだんイヤになってしまって。そしたら、子どものために私は先生じゃなくなってもいいと思ったんです。保育士はもう辞めようと思っていた矢先、八木田さんがうちで働いてみない?と誘って下さいました。」
障碍や特別な個性のある子との関わりは保育園の時には皆無だった事、我が子が2歳の時に「多動児ではないか」と疑われた事など、自分がすごく悩んだことを思い出し、今現在、悩まれているお母さん方の気持ちに寄り添えるんじゃないかな…と考え、転職されたそうです。
八木田さん「子どもってスタッフの表情をめっちゃ見てて、スタッフが楽しんでいたら、子どもも抵抗なく入ってこれる。それを凄く大事にしたいと思っています。うちに来るお子さん…、特に不登校の子は、ものすごく人の表情を見ているんです。その子たちが心配することなく、スタッフに頼れる環境が必要だと感じています。放課後等デイサービスにしても、保育士さん方の環境にしても、負担が重すぎて自分を苦しめてたり、長く続かない方も多い。そうすると、やっと慣れた、信じようと思えた大人を子どもたちから奪ってしまうんです。そしたら、また1からやりなおし。その子にとっては、また裏切られたという感情しか残らない。子ども達のことを考えた時、先ずはスタッフの働きやすい環境作りが1番の課題ですね。」
その子その子にあった、適切な支援の在りかたを、ご家族と一緒に、更にスタッフと丁寧に考え、支え合える場所となるようご尽力されています。
悩みをご家庭だけで抱えるのではなく、ひとつ前に進むための潤滑油として、放課後等デイサービスなどの民間のサービスがもっと広く認知されるようになるといいなと思いました。
「放課後等デイサービスびりーぶ門司館」の地図や駐車場など詳細情報
放課後等デイサービス びり~ぶ門司館
北九州市門司区白野江2-12-18
093-342-8751
駐車場あり
放課後等デイサービスびり~ぶ門司館
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