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不思議な魅力で門司港に人を集める「梶田昌嗣」さん

ぱっと見はただのお酒が好きなおじさんだけど・・・

知る人ぞ知る、門司港の陰の立役者「梶田昌嗣」さんをインタビューさせていただきました。

門司港中央市場の「カドヤ(仮)」や「シマネコブックストア」のオーナーを勤めている梶田さん。

本職は建築内装業であり、北九州のみならず県内のカフェなどを数多く手がけているため、知らず知らずのうちに梶田さんの作られたお店に足を運んでいることもあるかも。

 

「カドヤ(仮)」から「旧門司文化服装学院」へ

門司港に生まれ、引っ越しなどで門司港を離れたものの、ずっと『チャンスがあればいずれは門司港に戻りたい』という思いのあった梶田さん。

10年ほど前、当時流行っていたmixiで『門司港コミュニティ』を見つけ、そこでたくさんの人たちと交流するようになったことをきっかけに、門司港への気持ちがさらに深まったそう。

そんな折、『門司港コミュニティ』プロデュースで、門司港中央市場の50周年を盛り上げるイベントが行われました。

臨時で空き店舗に出店するという企画だったそのイベントをきっかけに、まずは梶田さんのご友人がカドヤ(仮)の前身となるお店を中央市場内にオープンさせました。

その後、友人が店を畳むこととなり、“みんなが集まれる場所を門司港に作りたい”という思いから梶田さんはお店を引き継ぎ、オーナーに。

しばらくはお店の名前もなかったそうですが、お客さまから聞かれたときにとっさに答えた『とりあえず市場の角にあるから「カドヤ(仮)」で』という会話から、現在もその名で定着しています。

ちなみにまだとりあえずの仮名なので、(仮)はお忘れなく。笑

小倉に住みつつも、カドヤ(仮)を始めて門司港での知り合いも増えてきた頃、転機が訪れました。

カドヤ(仮)を引き継いだのと同じ友人が当時住んでいたのは、中央市場のすぐ近くにあった「旧門司文化服装学院」。

かつて数多くの生徒が通った洋裁学校の木造校舎が、その当時のまま残っていたとても趣のある建物。

その友人が引っ越すこととなり、梶田さんは学院も引き継ぐことに。

そこで梶田さんは居住スペースに住みつつも、“地域のために”という思いから、校舎スペースでマーケットやライブなどのイベントを開催するようになりました。

さらに、当時『朝活』が流行っていたこともあり、旧門司文化服装学院で『門司港アサカイ』をスタート。

毎週土曜日の朝7時から、老若男女さまざまな人たちが集まって、門司港が活性化するには?を大きなテーマとして毎週熱い議論が交わされました。

 

内に秘めた熱い想い

そんな中で持ち上がったのが、やはり『門司港中央市場を盛り上げたい』という意見。

話はどんどん具体化していき、アサカイが始まって半年もしないうちに、中央市場内に「シマネコブックストア」が誕生しました。

梶田さんの印象は、とにかくゆるくて、誰でも分け隔てなく受け入れてくれるようなおおらかさがあります。

しかし、内に秘めた“門司港にたくさんの人に来てほしい、たくさんの人に知ってほしい”という想いは熱く、その想いに賛同した人たち、何だかよくわからないけど楽しそうだな、と感じ取った人たちが吸い寄せられるように集まって、いつの間にか梶田さん独自の“コミュニティ”が出来上がりつつあります。

 

そして「シャッチョビル」から今後の展望まで

旧門司文化服装学院は残念ながら取り壊されてしまいましたが、現在、新しい拠点を「シャッチョビル」に移した梶田さん。

シャッチョビルでもさまざまなイベントが行われている他、今後はカフェや期間限定のポップアップショップなどを展開していきたいそう。

梶田さんはシャッチョビルを、「夢を実現できる場所にしたい」と語ります。

お店を出したい、やってみたいことがあるという方は、一度相談してみてはいかがでしょうか?

「門司港を知ってほしい!来てほしい!住んでほしい!」と願う梶田さんが今後門司港で何を仕掛けるのか、どんな人たちが集まってくるのか、とても楽しみです。

忽那 恵 by

北九州生まれ、北九州育ち、北九州在住。OLをしつつ、門司港中央市場にあるシマネコブックストアの運営に携わる。ワープと分身を駆使して、日々楽しい人・場所を探訪中。
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