Contents
「歴史×エンターテイメント 狩野芳崖コンサート」
皆さんは、幕末から明治期に活躍した長府藩御用絵師「狩野芳崖」さんについてどのくらいご存知でしょうか?
狩野晴皐の子として、下関市長府印内でお生まれになったという事で、ご存知の方も多いかと思います。
この度、重要文化財に指定されている「狩野芳崖」の遺作「悲母観音」が久しぶりに下関市立美術館にて展示が行われるという事で、関門エンターテイメントの皆様が「狩野芳崖 歴史コンサート」を企画されました。
「狩野芳崖」さんの物語を歌、筝曲、雅楽、ピアノの奏でる音楽にのせて、皆さんへ届けてくださるそうです。
狩野芳崖は生涯を御用絵師として活躍されましたが、最期は、幕府の崩壊により生活がとても苦しいなか、妻のよしさんの支えで、絵師として過ごすことが出来たそうです。
そのような当時の歴史の背景を、音楽と共に「関門エンターテイメント」の世界にて、どうぞお楽しみください。
「歴史×エンターテイメント 狩野芳崖コンサート」のプログラム(予定)はこちら
・下関市立美術館学芸員による解説
・作品紹介:狩野芳崖【悲母観音】他
・歌、筝曲、雅楽、ピアノによる演奏
・音楽劇『狩野芳崖Kano Hogai』より
(脚本・作詞作曲:牟田裕)劇中曲抜粋 等
牟田さんはこんな方
牟田裕さんは下関市と門司で生まれ育ち、カンツォーネ、ポップス、日本語オリジナル曲、関門海峡ソング、オペラアリアなどを歌う、クロスオーバーシンガーとして活動されていらっしゃいます。
牟田さんは、今回のような音楽のコンサートの他にも、企画・主催・プロデュース・作詞作曲・脚本・制作・出演 など活動は多岐にわたります。
また、設立された関門エンターテイメントでは、関門の歴史文化を音楽の力で世界に発信するプロジェクトを企画し、過去と未来を繋ぐ「命」をテーマとした企画制作行うことで、感謝や感動と共に、人と人との心の絆を深く繋ぐ機会を作っていらっしゃいます。
郷土愛に溢れ、感謝と感動を感じる機会を作ってくださる、とても素晴らしいお方です。
牟田さんからメッセージ
狩野芳崖は、下関・長府出身の偉人で、近代日本画の祖と言われています。また、絶筆の「悲母観音」は、東京藝術大学所蔵・国の重要文化財です。
そのような偉人ですが、狩野芳崖を顕彰してきた方々がお亡くなりになったり、近年では光が当たらず、埋もれてしまっている現状です。
そこで、2018年に狩野芳崖の歴史音楽劇の制作を始めましたが、2020年から新型コロナの流行が始まり、様々な地に赴いての歴史取材も出来なくなり、制作も途中でストップしてしまいました。
この度2024年2月3月、代表作の「悲母観音」が、美術館に久しぶりに展示されるにあたり、美術館よりお声がかかり、この度の「狩野芳崖コンサート」開催の運びとなりました。
上述したとおり、劇作品が未完成のため、まだ劇そのものの上演は出来ませんが、歴史解説に併せたコンサート形式で、すでに完成している部分の劇中歌と、場面に相応しい音楽などを組み合わせ、「狩野芳崖コンサート」として公演いたします。この機会に、狩野芳崖の感動の人生を音楽で彩る「狩野芳崖コンサート」へ、是非お越しください。
「歴史×エンターテイメント 狩野芳崖コンサート」のイベントや会場地図、駐車場など詳細情報
イベントについて
歴史×エンターテイメント・狩野芳崖コンサート
長府蛍遊苑 多目的ホール
2024年3月3日(日)
開場13:30〜開演14:00~
1,000円(予約制)
主催:関門エンターテイメント・ご予約: 083-245-4131(下関市立美術館)
予約方法:美術館へ電話、直接来館、美術館HPへ
会場について
長府蛍遊苑 多目的ホール
下関市長府侍町2-6-45
083-241-0021
10:00〜17:00
イベントは不定期開催
駐車場なし
長府蛍遊苑 多目的ホール