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【2018年3月アーカイブ記事】たいせつな人と奇跡の絶景を。「火の山公園」

桜の季節のちょっと前。火の山公園で…

 

お友達に火の山公園に連れて行ってもらった。卒園して小学校がわかれても会おうと言ってくれた友達。

子が遊具で遊んだあとこの景色を見に来た。砲台跡は雨のあと水浸しになっており、探検はできず残念だった。

遊び疲れて帰りの時間が近づいてきて別れを惜しむようなそんなタイミングでここに来る。いつもそうだ。ここ火の山公園は、自分にとってそういう大切な友達との思い出の場所になっている。

◎遠く離れた友達がここの景色がうつった家族写真を見せてくれていいよね、この関門の景色は! と感動しあった。

◎帰省した友達とその子ども達とでジャンプした瞬間の写真を撮ろうと何回も何回もみんなで飛び跳ねた。

◎今回は女の子にカメラを向けたら「決めポーズ」がビシっと決まっていてさすが…と思った。

◎子どもたちだけで火の山公園に行って今はなきアスレチックで思い切り遊んだ小学校最後の思い出もあったな。

今日は火の山公園の風景の数々をここに残してみようと思った。離れていても思い出は共有できる。それがインターネット時代における望郷スタイルだ。

この地形の奇跡。そして人との出会いの奇跡を思う。たくさんの人と出会いはあるけど、あとに残り続いていく人間関係はほんの一握り。わたしのような内向的な性格の者になるとそれが顕著である。でもそれでいいんだって思える。

 

桜の時、思うこと

 

「あとの祭り」「覆水盆に返らず」

先日閉店の記事を書いて、そういう言葉が思いうかんだし、自分にもそういう経験がある。これから再生に向けて時間が必要な方々に対して無責任なことを書いてしまったのかもしれないと思った。

しかし人は間違えても倒れても復活することができる。傷ついてもその傷はいつか癒えるときがくる。時間が必要なんだ。めいっぱい悲しむ時間を経て、一緒に悲しみを共有してくれる人の存在がひとりでもあれば、またゆっくり歩き始めることができる。そう、ひとりでも。

大震災からじっくり復興を遂げる街の情報を目にすることや、友達との語らいのなかでわたしはそれを信じることができるようになった。

火の山ロープウェイ、今年4月1日で開業60年だそうだ。一度も乗ったことがない。今度乗ってみたいなあ。と思うmiromiでした。

火の山公園


住所下関市みもすそ川町


電話番号-


営業時間11月~2月_8:00~21:00
3月~10月_8:00~22:00


定休日-


駐車場あり


ホームページなし

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miromi
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青春時代を過ごした下関に15年ぶりに帰ってきました。
ひとつのお菓子からひろがる物語を絵に描いています。
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